キャンプのたびにシェラカップとペグが増えるようになるとベテランの仲間入りである。<はしもといわお・アウトドアの掟>

コラム

 
野鳥を撮るのも命がけ
 

オナガガモ

 その日は冬にしては風も無く穏やかな日でした。<@峰>はカモなどの水鳥を写そうと、川原の葦の陰に隠れて600ミリのレンズを構えていました。まずはダイサギやコサギが遊んでくれました。
 待つこと一時間。やっとカモたちが近くに泳いできました。マガモやカルガモ、オナガガモ、コガモもいました。お目当てはミコアイサだったのですが、ミコアイサはその中に混じってはいませんでした。 私は気配を悟られないように気を配りながら何枚かシャッターを押しました。その時です。
 『バガンッ!!』と散弾銃の音がしたかと思ったら、すぐ近くにその散弾がバラバラと落ちてきました。たまげました。どうやら川の対岸から撃ったようです。
 「たんまたんま!!・・・・人が居るぞー!」
 私は叫びました。そして、重たい600ミリレンズ付のカメラと三脚、合わせて20㎏近くを担いで逃げ帰ってきました。
 その川原は数年後に禁猟区になりました。
 
 北海道を除いて、一般的には11月15日から翌2月15日までが狩猟期間です。その間の鳥見や撮影は注意が必要です。狩猟区ではいつ何時こんな危険が襲ってくるか判りません。特に鳥を撮ろうとする時は、こちらはなるべく鳥に見られないように隠れているのですから、余計に危険です。この事件以来、<@峰>は狩猟区に敏感になりました。